イスカンダル不動産価額下落の銀行報告

イスカンダル不動産価額下落の銀行報告

イスカンダル(ジョホール州) における不動産供給過剰により中期的にはイスカンダルの不動産価格が下がってくるとの研究がマレーシア大手銀行(メイバンク)から報告されました。

この報告書ではクランバレーとペナン島の不動産投資が良い投資先であると述べられています。クアラルンプールのクランバレーの理由は、シンガポールへとつながる高速鉄道のプロジェクトです。 2020年に1千万人の人口増加の可能性があるとされています。

報告書は、ジョホール州における不動産価格が前年第四半期比較で33%下がっておりクアラルンプールやペナンなどの他の都市と比較して低くなっていると報告しています。

イスカンダルで建築された高層住宅は約80,900ユニットあり、マレーシアで最も多い数です。 マレーシアの国有財産情報センター(NAPIC)の最新の統計は、昨年第四半期で、ジョホールに既に建設済みの高層住宅のユニット数は142,567ユニットで企画中は193,271ユニットとのことです。

 中国の不動産開発者による積極的な土地開発が、イスカンダルの不動産供給過剰を悪化させており高層住宅不動産価格の下落につながる可能性があると報告書は述べています。

「協調計画と制御がなければ、供給過剰の状況を悪化させる可能性があり、特に高層住宅不動産価格競争を誘発する」とメイバンクのアナリストは述べています。

報告書はまた、イスカンダルで知名度の高いプロジェクトのいくつかにその評価を与えています。広州R&Fの不動産であるプリンセスコーブプロジェクトでは、ジョホール·バルの一等地のプロジェクトであるにもかかわらず、現在の販売率は約60%に留まっており、昨年10月の46%からわずかに上昇しているのみとのことです。

ジョホール·バルのダンガベイエリアのカントリーガーデンのプロジェクトも販売率は約60パーセントであり、グリーンランド、中国の不動産開発によるダンガベイでのプロジェクトも同じような割合で予約されています。 メイバンクのアナリストは「買い手のほとんどはマレーシア人であり、広州R&Fを含む3つの中国の開発者は、6から15%までの範囲の割引率を提供している」と述べています。

 イスカンダルの不動産の需要のピークは2012年と2013年であり、不動産ユニットは2015年から2016年までに供給過剰となり不動産価格は悪化している

 プロパティのアナリストは、イスカンダルについてのメイバンクの懸念は正しい指摘としており、海外バイヤーを対象とした銀行による融資条件を厳しくするなどの対策が有効であると述べています。供給過剰の状況で良く管理されていない場合には、イスカンダルの活気がなくなり町全体が影響を受けることになる、とアナリストは述べています。

経済学的に見ると、イスカンダルに投資が長い間入ってくる状態が続けば、今後も良い不動産投資地域でありますが、投資家をひきつける魅力がいつまで続くかは疑問です。英語の新聞記事のリンクは下記です。

http://www.todayonline.com/business/maybank-sounds-warning-iskandar-urges-caution

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